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拒食症の芸能人

摂食障害の芸能人、有名人は少なくありません。最近では、ブラジル出身のスーパーモデル、アナ・キャロリーナ・レストンが、摂食障害(拒食症)で死去というニュースが流れました。兄妹のミュージック・グループ「カーペンターズ」の妹、カレン・カーペンターも摂食障害(拒食症)で亡くなった一人です。現在、摂食障害は広く知られていますが、1983年に彼女が亡くなるまでは、一般人にはほとんど知られていない専門用語でした。逆に言えば、拒食症が世間にしれわたったのはカレン・カーペンターの死がきっかけともいえます。

カレンは拒食症が原因で体調不良になりでコンサート中に倒れたことがあるそうです。その時の体重はなんと37kg程度。この体重は明らかに拒食症による過剰な体重減によるものです。その後、医師やカウンセラーによる治療で、体重も7〜8kg増加したので拒食症も完治したのかと一時思われていましたが、数年後、拒食症による長期の栄養不足がたたり、心臓発作でこの世を去りました。カーペンターズという超メジャーシンガーが拒食症でなくなったことは世界に衝撃を与え、また幸か不幸か、彼女の死で拒食症が世界的に認知されることになりました。それ以降すぐに拒食症専門の病院も設立されるようになったそうです。


最近日本でも、拒食症になった芸能人と噂されることもよく耳にします。ただ、芸能人の拒食症の噂は若い人の格好のゴシップねたになってしまっているようです。


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拒食症の症状について

拒食症は、その名の通り、食事を拒否する障害です。ダイエットなどをきっかけに、その症状は次第にエスカレートし、食べても吐いてしまい、しまいには、体が食事を受けつけなくなります。そして拒食症は、重篤な栄養障害に陥る場合もあり、生命が危険にさらされることもあるという、恐ろしい病気です。


拒食症の精神面での症状の一つに「認知のゆがみ」があげられます。認知のゆがみにはいくつかのパターンがあります。

例えば「すべてか0か」思考。これは完璧主義の現れとも言えるもので、価値基準の判断材料をすべてにおいて0%か100%にしかできない思考です。また「すべきである」思考も認知のゆがみの一つ。あらゆる物事において、自分自身で厳しい条件を設けてしまう思考で、これも完璧主義の現れの一つと言えるでしょう。

こうしたに「認知のゆがみ」の症状が根底にあり、ダイエットなどをきっかけに、その症状が重くなり、気づけば「もっと痩せなければ」「自分は太っていてダメな人間だ」「食べてはいけない」といった強迫観念に駆られ、食事をすること自体を身体が拒絶するようになってしまうのが拒食症なのです。

拒食症で異常に痩せた状態が長く続くと、夜眠れない、胃もたれ、低体温、便秘、手足のむくみ、月経がなくなる、低血圧など、身体面でもさまざまな症状が現れます。症状がすすむと命にかかわることもあり、拒食症の患者さんの死亡率は4〜5%と、非常に恐ろしい病気なのです。


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